{こんにちは}
我が家のペット、「織部」を例にあげて
インドシナウォータードラゴンの飼育環境を
説明していきたいと思います。
赤字で載せている部分はわたしが
実際に購入した値段です。
目次
生体の紹介とお値段
一般的に¥5,000~1,000で販売されています。
幼体時は丸顔で体長が20~40cmで可愛いのですが、
成体になると、体長が40~60cmで、縦にも長くなり、
特に雄は頭部から背中にかけてクレストと呼ばれる
タテガミが伸びるのでかなり、
ファンキーな見た目になります。
(約¥6,000)
ケージ
全長30cmまでは、ケージの寸法が
幅60cm×奥行30cm×高さ50cm
(約¥17,817)
の爬虫類用飼育ケージで問題ないとおもいますが、
全長30cm~60cmになる頃には、
幅70cm×奥行50cm×高さ90cm(猫ケージ)
(約¥8,861)
もしくはそれに代わる、幅と高さのあるケージが必要になります。
ケージはいろんな意見がありまして、
全長の2倍の寸法が必要と言われる方も
おられるので、広ければそれに越したことはないと思います。
照明器具と結束バンド
照明器具は赤外線と紫外線の2種類が必要です。
25°~30°が望ましいですが、
冬は赤外線ランプだけでは、
温度が達しないこともあるかと思われますので、
エアコンか、ファンヒーターも使用するといいと思います。
特に給餌の時は、充分に温度を上げてから
与えてください。
何故かというと、温度が低いと食べたものが
消化しきれず、消化不良をおこしてしまうからです。
それにより最悪、死んでしまうこともあるからです。
夏は温度の上りに過ぎに注意して下さい。
35°を上限にして、36°以上になりそうで
あれば、エアコンか、冷風機を使用し、
温度調節を行って下さい。
それから、インドシナウォータードラゴンは、
どこにでも、登ります。
当然ランプの上にも登るので、
やけど防止ネット
が必要になります。
照明器具を固定する為の結束バンド
は、耐熱性のものを使用して下さい。
熱で溶けて、落下し生体の死亡事故に
繋がりかねないからです。
赤外線放熱 セラミックヒーターランプ
(約¥2,497)
紫外線ランプ
(約¥2,045)
照明ランプホルダー
1個(約¥2,199)×2個=
(約¥4,398)
やけど防止ネット
1個(約¥2,457)×2個=
(約¥4,914)
結束バンド 耐熱・耐候性 150mm100本入
(約¥414)
霧吹き
ケージは、霧吹きをこまめに1日3回(朝、昼、夜)をめやすにして
湿度が50%~90%を保って下さい。
手間であれば、ミスト機を使用して下さい。
噴射の回数・時間を設定が出来て、とても便利ですよ。
ミスト機
(約¥15,400)
水入れ容器
生体が入れるだけのサイズの容器を用意してあげて下さい。
ケースの水交換は可能であれば、毎日行って下さい。
特に夏場は、水が腐りやすく
この水を生体が飲むので、
必ず交換してください。
プラケース幅31cm×奥行43cm×高さ14cm
(約¥1,628)
止まり木
インドシナウォータードラゴンは、登るのが好きです。
あらゆるものに爪を立て、登っていきます。
そのため、我が家では、止まり木を一本横に、
麻紐をグルグルに巻いて1束にして、縦と横に一本ずつ
設置しています。
小動物用止まり木 長さ60cm
(約¥1,410)
麻紐
(約¥110)
ビニールシート(冬)
使用するケージにもよりますが、
檻や鳥籠などは、通気性は良いのですが、
冬場はケージ内の温度が上がり難いし、
生体に脱走される恐れがあります。
あと、ミスト機の噴射が檻の外に飛んできます。
湿度、温度を保つため、噴射が檻の外に飛ばないようにするため、
ビニールシートをケージ全体にかぶせます。
汚れるので年に1回交換、半分(135cm×250cm)に
切断2回分にします。
135cm×500cm
(約¥1,298)
防虫ネット(夏)
使用するケージにもよりますが、
檻や鳥籠などは、脱走の恐れがあります。
あと、ミスト機の噴射が檻の外に飛んできます。
脱走防止・噴射防止のため、
防虫ネットをケージ全体にかぶせます。
汚れるため、年に1回交換 半分(135cm×250cm)に
切断2回分にします。
135cm×500cm
(約¥877)
ダブルクリップ
ビニールシートや防虫ネットを設置するために
クリップで端から止めていき、
生体が抜けれそうな隙間を無くします。
ダブルクリップ口幅13mm100個入り
(約¥275)
亀甲網とビニールテープ
ケージの天井部分は、ランプが付くため、
ビニールシートや防虫ネット等を被せることが出来ません。
何故なら、熱で溶けて危ないからです。
かといって、何も被せなければ
容易に脱走されてしまうでしょう。
そこで熱に強い亀甲網がおススメです。
この時、亀甲網の切れ端でケガをしかけたので、ビニールテープで端を被せました。
工作ネット 45cm×100cm
(約¥924)
ビニールテープ 幅38mm長さ20M緑
(約¥195)
デジタル温度計湿度計
常に温度と湿度は目視確認が出来るように
本体は目の高さに近いところに
設置したほうが良いです。
センサー部分は生体が好む場所付近に設置します。
本体
(約¥2,325)
電池
(約¥110)
餌とカルシウムパウダー
餌は、コオロギ・デュビア・ピンクマウス・
個体差で餌の好みは分かれます。
我が家の「織部」は小魚・果物を
食べません。
体長30cmに満たない場合、一ヵ月 コオロギMサイズ100匹
(約¥1,660)×12ヵ月=
(約¥19,920)
体長30cm以上、一ヵ月コオロギ60匹+ピンクマウスLサイズ8匹
(約¥996+¥1,200)×12ヵ月=年間
(約¥26,352)
カルシウムパウダー
カルシウム不足にならない様にするためにも
どの餌を与えるにしても、必ずカルシウムパウダーは
塗して下さい。
出来れば、カルシウム+ビタミンD3などの
カルシウムの吸収を促すものが配合せれている
パウダーを選んであげて下さい。
(約¥386)
これまでの費用
(約¥118,156)
注意:照明の電気代・コオロギを肥やすための餌代と飼育代・
ケージ内の雰囲気をだすための人口植物代等は含まれていません。
あとがき
猫ケージのマイナス面
鑑賞がしづらいところです。
今度、開閉部分が上下2か所あるので上部扉を外しアクリル板でも付けて鑑賞しやすいように改造しようかと模索しております。
幼体時と成体時のケージを分ける理由
紫外線です、幼体時にあまり広すぎるケージだと充分に浴びることが出来ず、クレストに影響するかもしれないからです。
これから飼育しようと考えている方
爬虫類は調子の悪さが表情に出ず、
突然、死んだりします。
定期的に糞の状態や、生体の動きに
注目してあげて下さい。
少しでも、変化があればネットで調べ、
原因を追究し飼育環境を改善して下さい。
それもまた、楽しみの一つですよ。
ということで、少しでも参考になればと思い、わたしの飼育環境を載せました。
これだけ、手間とお金を掛けてもオススメします。
何故なら、よく立体的に動くし、色も綺麗だし、クレスト カッコイイし。
インドシナ、いいですよ。